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【セルフカラー】市販のカラーの使い方

2016/09/19

20160918

まず「セルフカラーはおススメしません!」これが大前提です。

「市販のカラーは傷むからやめましょう!」・・これは、もう耳にタコでしょうか(笑)

 

サロンのカラー剤も市販のカラー剤も基本的には「パワー」が同じですから、セルフカラーでダメージなく綺麗に仕上げるが難しいというのは理解している方が多いと思います。

それでもセルフカラーしないといけないという状況があるかもしれません。

そんな方のために失敗しないセルフカラーの方法を書いておきます。

今回は一般的なヘアカラー(ヘアダイ)を使った白髪染めのリタッチ方法です。

 

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■準備

 

・カラー剤(ヘアダイ・二剤混合酸化染料タイプ)

カラーが初めての方、肌が弱い方は必ずパッチテストをしてください。

市販のカラー剤はリフトアップの力が強く色味は薄い傾向がありますので、仕上がりイメージよりも少し暗めを選びましょう。

なお、確実に見本の毛束のような美しい仕上がりにはなりません。(サンプルは人毛ではなく単なる仕上がりイメージです)

価格が高ければダメージが少ないということもありません。

1箱80~100gなので全体染める方はショートでも2箱必要です。

80~100gというのは美容師が綺麗に塗布して根元1cmを染められるだけの分量です。

ロングなら3~4箱準備しましょう。

泡タイプはムラになりやすいので選択しません。

 

・服装

カラー用のクロスをしましょう。

衣類についた染料は100%発色して漂泊しても落ちません。

クロスをしてさらに暗い服装にしましょう。

直ぐに洗髪することを考えると上半身裸か下着でも良いかもしれません。

 

・保護クリーム

油分の強いクリームをたっぷりフェイスラインと生え際に塗ります。

洗髪もご自身でされるでしょうから、肌の弱いところ、首筋、耳の周りにもたっぷりと塗りましょう。

 

・その他

グローブ、イヤーキャップ、ラップ、刷毛、液ダレした時用の雑巾を用意しましょう。

 

 

■施術(白髪のある方の根元染め・リタッチを想定しています)

 

1:まず染めない部分に薄く溶いたトリートメントを塗る

既に染まっている毛髪(既染毛)に薬剤がつくと根元の髪(新生毛)よりも暗く仕上がりセルフ染め感が出てしまいます。(一番多い失敗パターン)

 

2:根元の新生毛のみにカラー剤を塗布

まず気になる分け目、フェイスラインから塗布して1cmスライスで分けながら塗布します。

髪の太くて染まりづらい方はたっぷりと。

ネープ(襟足)、もみあげ、前髪付近は体温が低く、染まりが悪いのでたっぷりと塗布します。

既染毛にも後程塗布するので薬剤を使い切らないように。

 

3:放置

全体をラップで包んで自然放置します。

髪が立ち上がりやすい箇所(もみあげ・前髪など)はしっかりプレスして包みましょう。

あぶら取り紙のような薄い紙を貼ってプレスするのがベスト。

箱に書いてある標準放置タイムより少し長めの方が白髪が確実に染まります。

サロンでは20分程度放置しています。

 

4:既染毛に塗布

放置が終わったらカラーチェックをします。

しっかり白髪が染まっていたら既染毛となじませます。

残しておいた薬剤に少し水を加えたものをサッと塗布してコーミングします。

薬剤でデリケートになっているので粗い目のクシで優しくとかしましょう。

10分ほどノーラップで自然放置します。

 

5:洗髪

美容室ではお湯をためて乳化というのをしますが、それが難しいので霧吹きなどで少し水を吹きかけて全体を優しくもみほぐします。

爪が染まってしまうのでカラーグローブをしましょう。

優しくフェイスラインなどについたカラー剤をぬぐい取る感じでこすります。

これにより髪全体に染料がいきわたりムラがなくなるのと頭皮が綺麗になる効果があります。

この時に液ダレして目に入ったりしないように十分に気を付けましょう。

少し泡立ってとろとろとした感じになれば流してOKです。

 

しっかりすすいだ後、必ず2度洗いします。

少しでも染料が残っていると肌荒れや衣類の汚れの原因になります。

トリートメント・コンディショナーをして少し時間を置きます。

サロンで売っているカラー用のシャンプーとトリートメントがベストです。

首筋などにも染料を含んだ水がつきますので、その間に全身も洗ってしまいましょう。

 

6:仕上げ

カラーリングの後は自然乾燥は避けて素早くドライヤーで乾かします。

デリケートな状態ですので洗い流さないタイプのトリートメントで熱から守ってあげるとベストです。

 

 

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いかがですか?

この施術でしたら髪のコンディションを悪化させることはないでしょう。

是非、この方法でセルフカラーを行ってください。

なお、おしゃれ染めは、髪の状態によって既染毛と新生毛で薬剤を変えたり、塗布する手順が変わったり、薬剤の減力などの工夫が必要になりますので、セルフカラーで対応できるとは思えませんのでおススメしません。

 

セルフカラーは普通にこれくらいの手間が必要ですし、意外とお金がかかりますね。

当店ではリタッチが2,700~3,240円、スペシャルなトリートメントを加えてもプラス1,080円で施術可能です。

もちろんシャンプー・ブロー・スタイリング代込みのお値段です。

お時間もカラーだけでしたら1時間ちょっとだと思います。

サッとColor-Doに来店してみてはいかがでしょうか^^

 

当店ではカラーと前髪カットを3週間に1回というお客様がかなりいらっしゃいます。

カラーだけでもお気軽にご来店ください。